作家 小名木善行様よりインタビュー
今回は、 日本の心をつたえる会代表 「 ねずさんと語る古事記 」著者 の 小名木善行様(ねずさん)にお話を伺いました。
1.あなたが、本質的な道を選択するきっかけとなったのは、どんなことですか。なにがありましたか。
ねずさん:若い頃は、本当に仕事優先でした。とにかく稼いで、家族を守ってゆくということだけですね。
世の中は対立主張、いわゆる分離主張、とにかく対立をあおってゆくものが沢山ある中で、とにかく生きてゆかなくてはいけない。ということにしかやることがなかったですね。
ところが、そうして全力を打ち込んできた会社が2000年につぶれてしまいました。今からちょうど20年前のことです。
そこから頑張っていろんなことをしようとしてゆくのですが、その中で私が個人的にブログを始めました。これもたまたま広告屋さんやってみませんかと誘われたことがきっかけですが…
それが、今私が更新している「ねずさんのひとりごと」です。
また転機になったのが2007年、国の借金がどうのこうのと言われ始めた時代ですね。それって、国民から見たら財産なんですよ、詳細は割愛しますがそのようなことをブログで書いたら、猛烈にバッシングされました。
ちょっと考えれば誰にでも簡単にわかることが、誤った考えに影響されて真実が見えない、見ようとしない。
それどころか、私個人の名誉を削ぐような悪意ある書き込みが毎日繰り返されました。
でもね、ニーチェの言葉にあるんです。
「悪とは他人の名誉を奪うことである。」
正しいことを伝えようとしたら、名誉を奪われる。これってネットいじめみたいなものです。
では、名誉を奪われた側はどのようにしたら良いのでしょうか。仕返しに相手の名誉を傷つけるなら、それは自分も悪に手を染めることです。つまり相手と同じ次元になってしまう。時間がかかっても、日本人の特性、日本の誇りを世界に伝えていけるように、時間がかかっても自分が成長していくしかない。そう思いました。あれから12年、それでいまもブログを続けています。
2.地球や子どもたちの未来に何を残したいですか。
ねずさん:子や孫たち、これから生まれてくるひ孫たちに、少しでもあたたかな良い未来を築きたい。我が子や孫は可愛いものです。その子や孫が幸せな未来を生きてもらうためには、ただ子や孫が幸せになれば良いということではない。みんなが幸せになれる未来を、自分のできる最善で築いていく。その思いのもとに自分なりにできる最大の行動をしていくことが大事だと思っています。
3.さいごに 愛の国創りをする仲間たちと共に生きるとしたら、どのような未来が見えますか?その想いをおきかせください。
ねずさん:正しい知見を得、感激できる精神を取り戻すことだと思います。
私達はいま、大きな歴史の転換点にいます。その転換は、一部の人だけが一生かかっても使い切れないだけの富を貯め込み、他の大勢がその日暮らしというこれまでの世界の価値観を根底から覆すものになります。これは必ずそうなります。なぜなら日本はそういう過去を実際に築いてきたからです。
小名木善行様プロフィール 昭和31年1月生まれ 静岡県浜松市出身。 現在千葉県在住。 上場信販会社経営企画、管理部長、現場支店長として常に全国トップの成績を残す。 現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営、またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。 倭塾 塾長 日本の心を伝える会代表 日本史検定講座講師&教務。 |
誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本 日本人が知らない、日本のすごい話、感動する話、20話を厳選。元文部科学大臣、中山成彬氏が「日本人に生まれて、本当によかったと思える本です」と推薦する。 「歴史から謙虚に学ぼうという気持ちを持ったとき、歴史は私たちに、未来を築き、いまを生きるための素晴らしい知恵や勇気を次々と与えてくれます。 日本人が世界に示すもの。それは、国と国、そして個人と個人がそれぞれに、互いに対する『思いやりの心』を持つことを、世界の普遍的な価値観にしていくことなのかもしれません。」(本文より) |
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。