Lastra Muの建築を考える:故 鈴木エドワード氏とMARTHの対談
本記事の内容は2019年2月に対談、作成されたものであり、同年9月15日にエドワード鈴木氏が亡くなられたことで様々な内容が変わりましたが、生前の彼のLastra muの建築、未来の建築に対する考えを皆様に紹介したく、ここにご紹介させていただきます。
このたび、HEALING.創設者であるMARTHが、「自我の終焉をたずさえた、非常に美しく優秀な建築家である」として絶賛したエドワード鈴木氏が「地上最後の楽園 Lastra Mu」のヒーリングスパスィートの設計を手がけることになった。
「神のデザイン哲学」の著者であり、世界的に活躍する氏が、世界遺産の島、屋久島(ニューエイジの人々はムーの巨石が集まった場所と呼ぶ)に創る稀有なるリゾート空間となる。未来の地球一体の世界を創造するリーダーたちの本質を守り、癒すことになるその場所は、まさにいまだかつて誰も訪れたことのない「幻の聖域」であり、最初にして最後の、訪れたきり帰りたくないリ・ゾートとなるであろう。
エドワード:MARTHさんからいただいたイメージは、すごくシンプルでキュービックできれい。屋久島の環境の中にその人工物と自然のコントラスト、調和の合体というか、統一のハーモニーを個人的に楽しみにしています。一見、かたい人工的な箱の中にも、自然材を使って木のぬくもりややわらかさを演出してみたいと思っています。
エドワード:
「神のデザイン哲学 GOoD DESIGN」のGOoDは、神Godとも読めるけど、Goodとも読める、イコール神が創造した宇宙は、Goodだと思います。神はこの宇宙をポジティブな空間に創造しているにちがいない。でなければ、我々はここにいる意味がないし、進化というものは常に上に行く、もっとよいレベルにアップしていくものだと思うのです。そういう意味では、宇宙、このGOoD DESIGNはすごく居心地のいい場所であるんですね。
本来、ただそこに人間が変なことをしたりして、ちょっとまずい時代などもありますが、基本的にはよいGOoD DESIGN GOD DESIGNなので、MARTHさんが想像している 「Lastra Mu」という施設も、やっぱりMuという伝説にあったのか、現実にあったのか、ちょっと謎に包まれた、なんとも言えない夢とロマンがある環境というものは、ひとつの楽園ですから…。楽園はGoodしかありえないんですよね。
そういう意味では「Lastra Mu」という我々が計画しつつある環境というものが神が創造していたGoodデザインに調和する、気持ちのよい心地のよい場所にちがいないと思っています。
MARTH:
昔の経験から、南の島では台風のこととか、ゲストの皆様が本当に安全に、快適にと思っていたので、今回、エドワードさんに設計をお願い致しました。プロテクションもガラスを守る壁とか、ガラスに網がかかるとか、様々なことを考えて依頼していますが、ジャングルだけど、美しい情景をつくる。都会的な、台風でもびくともしないものを創造します。
また、内装は、その地がゴールドと水晶を採っていた鉱山がある土地ということで、クリスタルゴールドの家具をつくっています。今回の「Lastra Mu」用に、そのような融合をエドワードさんに依頼し、美しく、きれいで、造形も、敷地もとてつもなく美しい楽園としてゆこうとしています。そこにいるだけで、愛しさに包まれて、かつ波動もよく、これから設計に入って頂いて、建設に入っていくのですが、素晴らしいものになりますか?
エドワード:
もちろん。実は昔、私も屋久島と似ている湿気の多い、湿度の高いサイパンで家を建てたことがありますので、大変反省して学んだことがたくさんあります。特に管理の上でね…。そういう体験、経験を今回は非常にいい形で活かせると思います。
MARTH:
僕も屋久島に住んでいたこともあり、土地勘をすごくわかっていて、ゆえに、自然のものを自然のままでつくるのではなくて、コンクリートをシリカコンクリートにするとか、いろんな形態をとることが必要だと感じています。癒し系で近代的な能力、テクニカルな能力を持ち、安全に、快適に、美しく特殊な空調も考えていたりしますから、きっと素晴らしい、かつ、愛深きエドワードさんが生み出して下さるということで、すごいものになると思っています。
エドワード:
どうもありがとう。
インタビュアー:
「Lastra Mu」をご購入いただいたお客様に、エドワードさんから何かメッセージをいただけますか?
エドワード:
ここにいらっしゃるメンバーの方たちは、それこそ、選ばれた方たちだと思います。なぜ、選ばれたかというと、今までの人生のごほうびとして、ある意味、お疲れ様、ここで一息して、また、活躍、活動できるようなそういう癒しの場になると思います。
というより、そういう癒しの場にしますので、ご期待ください。
ありがとうございました。
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